ポリウレタンキャスター用車輪 — 鋳鉄または鋼コアの鋳造・射出 PU 踏面
更新 2026-11
ポリウレタンが産業用キャスターの標準踏面であるのには理由があります。同じサイズのゴムの数倍の荷重を運び、転がり抵抗が低く、油・グリース・ほとんどの薬品に強く、それでいて荷物と床を守る緩衝性を備えています。当社のポリウレタンキャスター用車輪は、ねずみ鋳鉄または鋼コアに接着した鋳造・射出 PU 踏面で、直径 25 mm から 300 mm までのサイズを、食品関連設備向けの食品グレード白色 PU オプションとともに提供します。
サイズ選定では動荷重と静荷重の区分が重要です。当社の製品データは、ファミリー範囲の上限として 1,500 kg 動的・2,500 kg 静的を宣言しています。静止しているホイールは転がっているホイールより多くを支え、連続転がりするホイールはそのどちらよりも少なくなります — つまり意味のある数値は、お使いの機器の実際の動き方に合ったものです。産業用 PU を支配するのは 2 つの硬度グレードです。より静かで床に優しい転がりの約 80 Shore A と、最大耐荷重の約 95 Shore A 。この選択こそ PU 選定で最も結果を左右する判断です。
仕様
| ホイール材質 | ねずみ鋳鉄または鋼コアのポリウレタン( PU )踏面 |
|---|---|
| 耐荷重(ファミリー) | 1,500 kg 動的 · 2,500 kg 静的(オーナー宣言のファミリー数値 — 動的と静的は別個の主張として維持) |
| 硬度グレード | 約 80 Shore A と約 95 Shore A が一般的な産業用 PU グレード(グレード選定の業界参考 — お客様のグレードは見積時に確定) |
| 公開シリーズ構成(業界参考) | メーカーの PU ラインは鋳鉄コアシリーズ( PY/PX/PH )とアルミコアシリーズ( PA/PD/PM )に分かれ、ライン容量は直径 3–18 in・踏面幅 1-3/8–6 in で 80/95 Shore A により 300–10,900 lb — 選定のためのメーカーライン情報であり、当社のファミリー定格ではありません |
| ソリッドエラストマーライン(業界参考) | 公開されたソリッドポリウレタンのラインは 3.25–10 in で 900–2,500 lb に帯域化 — パンクしないソリッド構造で弾性が欲しい用途の選択肢;ラインごとの数値であり、当社のものではありません |
| 使用温度範囲 | −20…+80 °C(標準 PU );−40…+120 °C(特殊 PU ) |
| 速度定格 | ≤ 4 km/h(精密軸受シリーズは 8 km/h ) |
| サイズ範囲 | Ø 25–300 mm |
| 食品対応 | 食品グレード白色 PU あり |
| 納期 | 15–20 日(特別仕様は 30–40 日) |
| 最小ロット | 200 個(カタログ標準品はより小ロットでの出荷も可能です) |
| 保証 | 18 か月 |
1,500 kg 動的/ 2,500 kg 静的の数値は当社 PU ホイールファミリーの宣言範囲であり、サイズごとの定格ではありません — 容量は直径・幅・硬度とともに変わり、お客様の正確なサイズと用途に対する定格は見積時に確定します。業界メーカーははるかに広い帯域で PU ホイール容量を掲示しており(ある大手メーカーはライン全体で 300–10,900 lb を掲載);公開数値は参照点として扱い、確約値としては扱わないでください。
用途と選定
ポリウレタンが正しい踏面となる場所 — ならない場所
荷重が現実にあり、それでいて床も守りたい場所で PU を指定してください。工場の床、倉庫のコンクリート、鋼が削り取ってしまうタイルや塗膜面です。 PU は同じ荷重のゴムより転がりが軽く、ゴムを膨潤させる油や溶剤を寄せつけず、研磨性の異物の下で柔らかい踏面より長持ちします。 RM-Medium と RM-Heavy のヘビーデューティーキャスターの多くを支える踏面であり、精密な製造公差を加えれば、 AGV ホイールの多くがまさにこれです。
2 つの限界を知ってください。第一に温度です。標準 PU は−20〜+80 °C で生き、特殊 PU コンパウンドは−40…+120 °C まで範囲を広げます。しかし、それを超える(オーブンライン、鋳造場近傍)なら、正しい答えはフェノール・ナイロン・鋳鉄のホイールです。第二に持続的な重い静止荷重です。荷重下で何週間も駐車された PU ホイールはセット(永久変形)を起こしえます — 2,500 kg の静的数値は容量であって、荷重を載せた機器を同じ場所に無期限に停めてよい許可ではありません。駐機機器は位置を替えるか、より硬いホイールを指定してください。
硬度は意図的に選びます。業界メーカーが PU ラインを約 80 A と約 95 A のグレードで構成するのには理由があります。柔らかいグレードは静かで床を守り、不完全な面にわずかに追従します。硬いグレードはより多くを運びフラットスポットに強い代わりに、振動と騒音を台車へ多く伝えます。ホイール 1 本あたりの荷重と床の品質が両者を分けます。ショア硬さガイドと PU の硬度別耐荷重の記事が、このトレードオフを数値で説明します。
RFQ 前に詰めておく選定ポイント
ホイール 1 本あたりの荷重を 4 分の 3 の規則で計算し、動的か静的かを正直に判断してください。連続転がりする、荷重を載せたまま駐車する、衝撃荷重を受ける機器は、その平均ではなく、その用途に合った定格が必要です。牽引や衝撃の多い用途なら、そう伝えてください。鋼コアの PU は対応できますが、グレードとコア設計が変わります。
環境を明示してください。温度の極端値(標準/特殊 PU の帯に対して)、薬品への晒され、洗浄頻度、床の状態。食品グレード白色 PU オプションは食品関連設備のために存在します — RFQ に衛生要件を記載すれば、正しいコンパウンドと証明書の経路が見積もられます。
ハードウェアを確定してください。軸受タイプ(軽い転がりにはボール、重く遅い用途にはローラー)、ボア寸法、スイベル/固定/ブレーキのレイアウト、トッププレート。 PU ホイールはコアと踏面の組立品です。交換用ホイールのみが必要な場合は、既存のボアとハブ長を伝えれば、新しいホイールがフォークに噛み合います。
よくある質問
80 Shore A と 95 Shore A のポリウレタンキャスター用車輪の違いは何ですか?
硬度 — すなわち踏面の硬さ — の違いで、ホイールの性格全体を決めます。 80 Shore A は柔らかい産業用グレードで、より静かで床に優しく、異物の散らばった床や不平坦な床でよく、容量はわずかに下がります。 95 Shore A は硬いグレードで、最大耐荷重とフラットスポット耐性に優れる代わりに、台車へより多くの振動と騒音を伝えます。どちらも標準的な産業用 PU グレードであり、正しい選択はホイールあたりの荷重・速度・床面で決まります。当社のポリウレタン・ショア硬さガイドが、根拠数値とともにこのトレードオフを説明します。
PU ホイールの動荷重定格と静荷重定格が異なるのはなぜですか?
破壊メカニズムが異なるためです。静的定格は踏面を圧縮する静止荷重をカバーし、動的定格は同じホイールの転がりをカバーします — 転がりでは踏面表面が接触を繰り返し、熱を持ち、疲労します。だからこそ当社のファミリーデータは 2,500 kg 静的に対して 1,500 kg 動的を宣言しており、長期間荷重を載せたままの機器は静的数値を守り、連続転がりする機器は動的数値でサイズを選ぶ必要があるのです。業界の他のカタログ容量も同じパターンを示し、ホイールサイズによる開きはさらに大きくなります。
ポリウレタンホイールの RFQ には何を記載すべきですか?
直径と踏面幅、ホイールあたりの荷重と用途(転がり・駐車・衝撃・牽引)、床の種類、温度と薬品への晒され、希望硬度または騒音/床保護の制約、軸受タイプとボア、交換用ホイールならハブ長、スイベル/固定/ブレーキの構成と数量です。食品関連や洗浄を伴う設備は必ず明記してください — コンパウンドと見積もられる書類が変わります。
注文と納入
書類
すべてのご注文には梱包明細書と商用インボイスを添えて出荷します。ご希望により、ホイールの寸法表(直径、幅、ボア、ハブ長、軸受)と見積対象構成の踏面コンパウンド声明をお渡しします — 白色 PU を納入する場合は食品グレードの宣言経路を含みます。
見積り
見積りには次が必要です。サイズ、硬度グレード(または用途の制約 — 提案いたします)、軸受とボア、荷重と用途クラス、環境、数量。確定見積書にはお客様の正確なホイールに対する定格が明記されます — ファミリーの動的/静的数値はラインの宣言範囲であり、サイズごとの確約値ではありません。
サンプルと供給
標準サイズは最小ロット 200 個で受注生産します。カタログ品のより少ない試用数量は、一部サイズで出荷可能です — RFQ でお問い合わせください。納期は標準構成で 15–20 日、特別な硬度・コア・ボアの加工で 30–40 日です。サンプルは着払いで出荷し、まとまったご注文の際に相殺します。
保管と出荷
PU ホイールは踏面を保護して梱包し出荷します。屋内で保管し、直射日光を避け、ヒーター・モーター・溶接場から離してください — オゾンと紫外線はポリウレタンを劣化させ、容量と緩衝性を奪います。荷重下で積み重ねたり、踏面にへこみを残す鋭利な縁のラックに載せたりして保管しないでください。軸受ボアは組み立てまで包装されたままにします。